企画工務課(1)

私は国や公共団体など工事の発注者や当社の直接のお客様であるゼネコン各社に圧入工法の優位性をPRしています。工事で圧入工法が採用されたら、実施工前に社内の各部署と協力して現場打合せや工事計画作成、工事の契約業務を行い、施工中は工程管理や請求業務を行います。その他、展示会などに参加して圧入工法の普及に取り組んでいます。

1つの工事の着工までには現場条件の確認や施工方法の検討、資機材の準備、元請業者との契約など時間をかけて準備を行います。工事が始まっても順調にいかないこともありますが、労力をかけて準備してきたものが自分たちの思い描いた通りに進み、目標とする売上・利益を達成できた時はやりがいを感じます。

私自身、高校・大学と土木出身ではなくこれまで一度も触れてこなかった業界でした。基本的な専門用語や知識がなかったため、お客様との会話などで理解できず、質問にうまく答えられず大変でした。分からない言葉が出てきたときにはメモを残しておいて自分で調べたり、先輩社員などに教えてもらったりしながら覚えてきました。

トラブルにより現場が想定通りに進まず、工期遅延などで元請に迷惑をかけてしまいました。誠実な対応を心がけてトラブルに対処し、工事が終わった後に元請から「対応が素晴らしかった」という言葉をもらったことが印象的です。問題が発生しても正面から向き合い誠実に対応する大切さを学びました。

せっかく東北営業所の勤務になったので、宮城県の松島や、山形県の銀山温泉など東北観光を楽しんでいます。