株式会社技研施工が参画した日本のODA（政府開発援助）案件「セネガル国ダカール港第三埠頭改修計画※1」が、JICAのYouTubeチャンネルにて「港湾セクターにおけるJICAの協力」の好事例として紹介されました。
ダカール港はセネガル唯一の国際港湾です。内陸国向け貨物の流通量が年々増加している一方、それを扱う第三埠頭は老朽化が著しく、荷役に支障が生じていました。また、水深が浅く大型船舶が寄港できないことからも、岸壁の再構築が急務でした。施工中の船舶航行や荷役の継続が求められる中、回転切削圧入工法「ジャイロプレス工法™」が採用され、接岸や荷役に影響を与えることなく鋼管杭による自立式岸壁を構築しました。本件は、本邦独自の技術が開発途上国の建設課題を解決した好例として、公益社団法人土木学会が表彰する「令和4年度土木学会賞技術賞（Ⅱグループ）」を受賞しています※2。
当社グループは、今後もオンリーワンの技術を活かしながら国内外で質の高いインフラ整備を進めることで、海外におけるプレゼンスを高めるとともに、世界規模で持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
※1 詳細については、過去のニュースリリースをご覧ください。
（セネガル・ダカール港ODA案件 「ジャイロプレス工法™」による岸壁改修を完工）
※2 詳細については、過去のニュースリリースをご覧ください。
（セネガル国ダカール港第三埠頭改修計画が 土木学会「技術賞（Ⅱグループ）」を受賞）
