株式会社技研施工(本社:高知市、代表取締役社長:大平厚)は、バングラデシュでのODA(政府開発援助)案件にて圧入工法による橋梁の基礎工事を受注、本年1月より着工の予定です。
本案件は首都ダッカと第2の都市チッタゴン間の国道1号線上に位置するカチプール橋、メグナ橋、グムティ橋の既存3橋を改修し、既存橋に並行して第2橋を新設する工事です。車線の拡幅に加え、橋脚の洗掘や耐震対策を実施して安全性を高めることで、交通量の増加に対応し、バングラデシュ経済全体の活性化に寄与することを目的として行われるものです。
橋梁の基礎工事にあたっては、日本の独自技術である鋼管矢板井筒基礎構造が採用され、特に難易度の高い桁下部を当社の圧入工法によって構築します。サイレントパイラー4台での同時施工により、鋼管矢板 合計460本(φ1000、L=28.0m~56.0m)を約7ヶ月の短工期で施工します。
技研グループでは、長期ビジョンとして海外での売上比率を全体の7割とする目標を掲げており、経済発展の著しいバングラデシュでの本案件は、当社工法の優位性を広くアピールできる絶好の機会と期待されます。今後もインプラント工法®をグローバルに普及拡大させる戦略的なビジネス展開を進めていきます。